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片影
ふりがな文庫
“片影”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へんえい
53.8%
かたかげ
46.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんえい
(逆引き)
では、こうした炎の
片影
(
へんえい
)
でなく、真に燃える力をもつ反信長の火元はいったいどこにあるか。
聡明
(
そうめい
)
な彼は、すでにその所在を今日では知っている。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのまえに三根夫は、怪星らしいものの
片影
(
へんえい
)
すら見なかった。だから、その怪星のとりこになったなどといわれても、さっぱりがてんがいかない。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
片影(へんえい)の例文をもっと
(7作品)
見る
かたかげ
(逆引き)
私の教育に
惜気
(
おしげ
)
もなく掛けて呉れたのは、私を
天晴
(
あッぱ
)
れ一人前の男に仕立てたいが為であったろうけれど、私は今
眇
(
びょう
)
たる腰弁当で、浮世の
片影
(
かたかげ
)
に潜んでいる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
又警察以外の方面より見るに、これ亦この恐怖すべき出来事に対して説明の
片影
(
かたかげ
)
をだに捉へ得たるものなし。
病院横町の殺人犯
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
片影(かたかげ)の例文をもっと
(6作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
“片”で始まる語句
片
片隅
片手
片端
片頬
片方
片時
片側
片膝
片足
“片影”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
二葉亭四迷
エドガー・アラン・ポー
泉鏡太郎
北村透谷
泉鏡花
長谷川時雨
江戸川乱歩
吉川英治
海野十三