煮付につけ)” の例文
「裸婦」十五を書きはじめたが止めた。あしたからやる。今夜も早く寝る。吉野から鯉の煮付につけを届けて来た。うまいだろう。(二五八九、三、三一)
付よ其方そなたは餘り正直過しやうぢきすぎるゆゑなり早々御酒のかんを付なまづ燒乾やきからしを煮付につけにして上よと申付るに彌助は諾々はい/\と云ながら酒のかんを付肴をこしらへて出しければ武士は大いに機嫌きげんなほいと愉快氣こゝろよげに酒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いつでも冷たく忍従して、そのくせ、やるとなったら、世間を顧慮せずやりのける。ああ、おれはそれを頼もしい性格と思ったことさえある! いも煮付につけが上手でね。今は危い。お前さんが殺される。
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)
松魚かつお煮付につけ 夏 第百三十八 松魚かつお料理
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
いわし煮付につけ 秋 第二百五十八 いわし料理
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)