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煮付
ふりがな文庫
“煮付”の読み方と例文
読み方
割合
につけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
につけ
(逆引き)
「裸婦」十五を書きはじめたが止めた。あしたからやる。今夜も早く寝る。吉野から鯉の
煮付
(
につけ
)
を届けて来た。うまいだろう。(二五八九、三、三一)
青べか日記:――吾が生活 し・さ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
付よ
其方
(
そなた
)
は餘り
正直過
(
しやうぢきすぎ
)
るゆゑなり早々御酒のかんを付
鯰
(
なまづ
)
の
燒乾
(
やきから
)
しを
煮付
(
につけ
)
にして上よと申付るに彌助は
諾々
(
はい/\
)
と云ながら酒のかんを付肴を
拵
(
こしら
)
へて出しければ武士は大いに
機嫌
(
きげん
)
を
直
(
なほ
)
し
最
(
いと
)
愉快氣
(
こゝろよげ
)
に酒を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いつでも冷たく忍従して、そのくせ、やるとなったら、世間を顧慮せずやりのける。ああ、おれはそれを頼もしい性格と思ったことさえある!
芋
(
いも
)
の
煮付
(
につけ
)
が上手でね。今は危い。お前さんが殺される。
女の決闘
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
煮付(につけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“煮”で始まる語句
煮
煮染
煮焚
煮炊
煮〆
煮肴
煮込
煮立
煮方
煮汁
“煮付”のふりがなが多い著者
村井弦斎
作者不詳
山本周五郎
太宰治