“火気(くわき)” の例文
旧字:火氣
火浣墨を以て火浣紙に物をかき、烈火(れつくわ)にやけて火となりしをしづかにとりいだし、火気(くわき)さむれば紙も字ももとのごとし。
鈴木と新見とはハタと立ち止つて観れば、大食倶楽部の面々、田村、井上、松田、三田の四人、高等科一年の連中で皆普通科出身の火気(くわき)ある青年達だ。
火気(くわき)の満(みち)たる室(しつ)にて頸(くび)やいたからん、振(ふり)あぐる鎚(つち)に手首や痛からん
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
烈々(れつれつ)と煉瓦(れんぐわ)の火気(くわき)に
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
火浣墨を以て火浣紙に物をかき、烈火(れつくわ)にやけて火となりしをしづかにとりいだし、火気(くわき)さむれば紙も字ももとのごとし。
をれしところ力(ちから)よわり断(きれ)る事あり、是故(このゆゑ)に上品の糸をあつかふ所は強(つよ)き火気(くわき)を近付(ちかづけ)ず、時により織(お)るに後(おくれ)て二月の半(なかば)にいたり、暖気(だんき)を得て雪中の湿気(しつき)薄(うす)き時は大なる鉢(はち)やうの物に雪を盛(もり)て機(はた)の前(まえ)に置(おき)