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火気
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くわき
ふりがな文庫
“
火気
(
くわき
)” の例文
旧字:
火氣
火浣墨を以て火浣紙に物をかき、
烈火
(
れつくわ
)
にやけて火となりしをしづかにとりいだし、
火気
(
くわき
)
さむれば紙も字ももとのごとし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
鈴木と新見とはハタと立ち止つて観れば、大食倶楽部の面々、田村、井上、松田、三田の四人、高等科一年の連中で皆普通科出身の
火気
(
くわき
)
ある青年達だ。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
火気
(
くわき
)
の
満
(
みち
)
たる
室
(
しつ
)
にて
頸
(
くび
)
やいたからん、
振
(
ふり
)
あぐる
鎚
(
つち
)
に手首や痛からん
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
烈々
(
れつれつ
)
と
煉瓦
(
れんぐわ
)
の
火気
(
くわき
)
に
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
火浣墨を以て火浣紙に物をかき、
烈火
(
れつくわ
)
にやけて火となりしをしづかにとりいだし、
火気
(
くわき
)
さむれば紙も字ももとのごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
をれしところ
力
(
ちから
)
よわり
断
(
きれ
)
る事あり、
是故
(
このゆゑ
)
に上品の糸をあつかふ所は
強
(
つよ
)
き
火気
(
くわき
)
を
近付
(
ちかづけ
)
ず、時により
織
(
お
)
るに
後
(
おくれ
)
て二月の
半
(
なかば
)
にいたり、
暖気
(
だんき
)
を得て雪中の
湿気
(
しつき
)
薄
(
うす
)
き時は大なる
鉢
(
はち
)
やうの物に雪を
盛
(
もり
)
て
機
(
はた
)
の
前
(
まえ
)
に
置
(
おき
)
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“火気”の意味
《名詞》
火気(かき)
火の気配。
火の勢い。
(漢方医学)五行説に基づく発熱、発疹やいらいらの原因となる気。
(出典:Wiktionary)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“火気”で始まる語句
火気抜