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減
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す
ふりがな文庫
“
減
(
す
)” の例文
筋の多いふかし
芋
(
いも
)
、麦飯の
結塊
(
むすび
)
、腹の
減
(
す
)
いた時には、富家の子を
騙
(
だま
)
して、銭を盗み出させて、二十銭の銅貨に
駄菓子
(
だがし
)
を山ほど買って食った。
ネギ一束
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
この一年程以前からあの傳造の
賽
(
さい
)
の目の出が急にわるくなつて、瞬く間に財産の大半をば
減
(
す
)
つてしまつたとかいふことで
古い村
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
私の願は親の口から今一度、薄着して風邪をお引きでない、お腹が
減
(
す
)
いたら御飯にしようかと、詰らん、
降
(
くだ
)
らん、意味の無い事を聞きたいのだが……
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
○「おなかが
減
(
す
)
いて家へ帰る電車がなかなか来ないときだけ、ちょっとセンチになるわよ。」
現代若き女性気質集
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「お父さん、少し食べないと、夜またお
腹
(
なか
)
が
減
(
す
)
きますぞ。」と恭三はすゝめた。
恭三の父
(新字新仮名)
/
加能作次郎
(著)
▼ もっと見る
腹が
減
(
す
)
いた、銭が欲しいという現実界に比べれば、
逈
(
はるか
)
に美しいように見える。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“減”の意味
《名詞》
減(げん)
減ること。減らすこと。
(出典:Wiktionary)
減
常用漢字
小5
部首:⽔
12画
“減”を含む語句
好加減
加減
人減
減殺
可加減
手加減
煮加減
減少
宜加減
半減
減食
加減弁
湯加減
匙加減
漸減
磨減
減毀
減額
俯向加減
不減口
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