海嘯については猶更である。大阪では安政の地震津浪で洗われた区域に構わず新市街を建てて、昭和九年の暴風による海嘯の洗礼を受けた。
この時月の引力に依って起った大海嘯は、たちまちにしてその半数以上の人命を奪い、次で宏大なる同盟会議所も、又激浪の呑む所となって仕舞ったのである。
“海嘯”の解説
海嘯(かいしょう、en: tidal bore)とは、河口に入る潮波が、垂直壁となって河川を逆流する現象である。潮津波(しおつなみ)、暴潮湍、暴漲湍(ぼうちょうたん)、潮汐段波(ちょうせきだんぱ)とも呼ばれる。
フランス語では「マスカレ(fr: Mascaret)」、中国語では大逆潮、大海嘯、涌潮、怒潮などとも呼び、また通常の津波についても用いられる。日本でも、昭和初期までは地震による津波について呼ばれていた。
波形から段波と呼ばれる形状構造をとっているため、波の前面での破壊力が大きい。
(出典:Wikipedia)
フランス語では「マスカレ(fr: Mascaret)」、中国語では大逆潮、大海嘯、涌潮、怒潮などとも呼び、また通常の津波についても用いられる。日本でも、昭和初期までは地震による津波について呼ばれていた。
波形から段波と呼ばれる形状構造をとっているため、波の前面での破壊力が大きい。
(出典:Wikipedia)