“義捐金”の読み方と例文
読み方割合
ぎえんきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの新聞で披露ひろうする、諸種の義捐金ぎえんきんや、建札たてふだひょうに掲示する寄附金の署名が写実である時に、これは理想であるといってもかろう。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
オークランドの市民は、イバンスのために義捐金ぎえんきんを集めて一せきのりっぱな商船を買い、これにチェイアマン号と名をつけておくった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
そして、日本字新聞は、「龍睡丸義捐金ぎえんきん募集」をしてくれたが、このとき、ホノルルの外国人のあいだには、へんなうわさがひろがった。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)