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建札
ふりがな文庫
“建札”の読み方と例文
読み方
割合
たてふだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてふだ
(逆引き)
かの新聞で
披露
(
ひろう
)
する、諸種の
義捐金
(
ぎえんきん
)
や、
建札
(
たてふだ
)
の
表
(
ひょう
)
に掲示する寄附金の署名が写実である時に、これは理想であるといっても
可
(
よ
)
かろう。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
トラックは、それから
暫
(
しばら
)
く走ったが、やがて「防空壕アリ」と
建札
(
たてふだ
)
のあるビルディングのところまで来ると、ぴたりと停った。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私
(
わたし
)
は「龍」と云ふ小説を書いた時、「虫の
垂衣
(
たれぎぬ
)
をした女が
一人
(
ひとり
)
、
建札
(
たてふだ
)
の前に立つてゐる」と書いた。その
後
(
のち
)
或人の注意によると、虫の
垂衣
(
たれぎぬ
)
が行はれたのは、鎌倉時代以後ださうである。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
建札(たてふだ)の例文をもっと
(7作品)
見る
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“建”で始まる語句
建
建立
建物
建築物
建築
建前
建場
建部
建武
建具
“建札”のふりがなが多い著者
石原純
泉鏡花
海野十三
芥川竜之介