“浅黒”の読み方と例文
読み方割合
あさぐろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庭の木戸(きど)をおして細君(さいくん)が顔をだした。細君は年(とし)三十五、六、色の浅黒(あさぐろ)い、顔がまえのしっかりとした、気むつかしそうな人である。
箸 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
我強(がづよ)い仙さんに引易(ひきか)え、気易(きやす)の安さんは村でもうけがよい。安さんは五十位、色の浅黒(あさぐろ)い、眼のしょぼ/\した、何処(どこ)やらのっぺりした男である。安さんは馬鹿を作って居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
ズツと頭巾(ずきん)を取ると年(とし)の頃(ころ)は廿五六にもなりませうか、色の浅黒(あさぐろ)い髪の毛の光沢(つや)の好(よ)いちよいと銀杏返(いてふがへ)しに結(ゆ)ひまして、京縮緬(きやうちりめん)の小紋織(こもんおり)の衣類(いるゐ)、上(うへ)には黒縮緬(くろちりめん)の小さい紋(もん)の附(つい)た羽織(はおり)
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)