“あさぐろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淺黒63.6%
浅黒27.3%
浅黄9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくですか、ぼくは』とよどんだをとことしころ二十七八、面長おもながかほ淺黒あさぐろく、鼻下びかき八ひげあり、人々ひと/″\洋服やうふくなるに引違ひきちがへて羽織袴はおりはかまといふ衣裝いでたち
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
我強がづよい仙さんに引易ひきかえ、気易きやすの安さんは村でもうけがよい。安さんは五十位、色の浅黒あさぐろい、眼のしょぼ/\した、何処どこやらのっぺりした男である。安さんは馬鹿を作って居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
顔には泥がついていましたが、年齢は五十前後でありましょうか、色が浅黄あさぐろく、五分刈り頭で、かなりによい体格をしておりました。
墓地の殺人 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)