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引易
ふりがな文庫
“引易”の読み方と例文
読み方
割合
ひきか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきか
(逆引き)
構
(
かまへ
)
の
可慎
(
つつまし
)
う目立たぬに
引易
(
ひきか
)
へて、
木口
(
きぐち
)
の
撰択
(
せんたく
)
の至れるは、館の改築ありし折その旧材を拝領して用ゐたるなりとぞ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
我強
(
がづよ
)
い仙さんに
引易
(
ひきか
)
え、
気易
(
きやす
)
の安さんは村でもうけがよい。安さんは五十位、色の
浅黒
(
あさぐろ
)
い、眼のしょぼ/\した、
何処
(
どこ
)
やらのっぺりした男である。安さんは馬鹿を作って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
固
(
もと
)
より
間
(
あはひ
)
は
幾許
(
いくばく
)
も有らざるに、急所の血を
出
(
いだ
)
せる女の足取、
引捉
(
ひつとら
)
ふるに何程の事有らんと、
侮
(
あなど
)
りしに相違して、彼は始の如く走るに
引易
(
ひきか
)
へ、
此方
(
こなた
)
は漸く
息疲
(
いきつか
)
るるに及べども
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
引易(ひきか)の例文をもっと
(2作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
易
常用漢字
小5
部首:⽇
8画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引易”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
尾崎紅葉
徳冨蘆花