“息疲”の読み方と例文
読み方割合
いきつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとよりあはひ幾許いくばくも有らざるに、急所の血をいだせる女の足取、引捉ひつとらふるに何程の事有らんと、あなどりしに相違して、彼は始の如く走るに引易ひきかへ、此方こなたは漸く息疲いきつかるるに及べども
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)