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洋々
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ようよう
ふりがな文庫
“
洋々
(
ようよう
)” の例文
これは親ごころの
阿呆
(
あほ
)
らしさに解説を加えたものであるが、まだ三十をすぎて間のない私は、身体も
健康
(
けんこう
)
だったし、前途は
洋々
(
ようよう
)
たる希望と野心にふくれあがっていた。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
その綜合的美観はその位置と丘陵の高さとが、明らかにして
洋々
(
ようよう
)
たる河川の
大景
(
たいけい
)
と
相俟
(
あいま
)
って、よく調和して
映照
(
えいしょう
)
しているにある。加えて、
蒼古
(
そうこ
)
な森林相がその麓からうちのぼっている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
彼等は新しい大陸に足を立てゝ居る。彼等の過去は、彼船と共に夢と消ゆる共、彼等の現在は
荒寥
(
こうりょう
)
であるとも、彼等は
洋々
(
ようよう
)
たる未来を代表して居る。彼等は新世界のアダム、イヴである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
武田
(
たけだ
)
一
党
(
とう
)
のまえには、
洋々
(
ようよう
)
としたひろい
光明
(
こうみょう
)
が待っているかと感ぜられる。見よ! もう
大根沢
(
おおねざわ
)
の
渓谷
(
けいこく
)
のあいだから、
莞爾
(
かんじ
)
とした
富士
(
ふじ
)
のかおが、伊那丸の
無事
(
ぶじ
)
をむかえているではないか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、
歌
(
うた
)
がやむとともに、それらの
形
(
かたち
)
と
影
(
かげ
)
もどこへか
没
(
ぼっ
)
してしまいました。
彼
(
かれ
)
が、またハーモニカで、インターナショナルをうたったときには、
洋々
(
ようよう
)
たる
海原
(
うなばら
)
が
前面
(
ぜんめん
)
へ
盛
(
も
)
り
上
(
あ
)
がりました。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
なにしろ——
前途
(
ぜんと
)
は
洋々
(
ようよう
)
たるものだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“洋々”の解説
洋々(ようよう)は、株式会社洋々が運営する総合型選抜・小論文の個別指導塾である。大学受験向けの講座の他、高校受験向けの講座も提供している。
(出典:Wikipedia)
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
々
3画
“洋々”で始まる語句
洋々塾