トップ
>
沮
>
はゞ
ふりがな文庫
“
沮
(
はゞ
)” の例文
「ほんの
蝋燭
(
おてらし
)
だ、
旦那
(
だんな
)
。」さて、
最
(
もつと
)
も
難場
(
なんば
)
としたのは、
山下
(
やました
)
の
踏切
(
ふみきり
)
の
處
(
ところ
)
が、
一坂
(
ひとさか
)
辷
(
すべ
)
らうとする
勢
(
いきほひ
)
を、
故
(
わざ
)
と
線路
(
せんろ
)
で
沮
(
はゞ
)
めて、ゆつくりと
強請
(
ねだ
)
りかゝる。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
斯く説き聞せられて、我はいつもながら氣
沮
(
はゞ
)
みて聲も
微
(
かすか
)
に、さらば君が友だちといふはあまり善き
際
(
きは
)
にはあらぬなるべしと答へき。ベルナルドオはこらへず。善き際にあらず、とは何をか謂ふ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
想世界の敗将気
沮
(
はゞ
)
み心疲れて、何物をか得て満足を求めんとす、労力義務等は実世界の遊軍にして常に想世界を
覗
(
うかゞ
)
ふ者、其他百般の事物彼に迫つて剣鎗相
接爾
(
せつじ
)
す、彼を援くる者、彼を満足せしむる者
厭世詩家と女性
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
沮
漢検1級
部首:⽔
8画
“沮”を含む語句
沮洳
沮喪
沮洳地
沮授
沮止
長沮
意気沮喪
意氣沮喪
東沃沮
沮君之墓
沮絶
沮鵠
漆沮
臨沮
色沮