“江連(えづれ)” の例文
丁度(ちょうど)その時に榎本の妹の良人(おっと)に江連(えづれ)加賀守(かがのかみ)と云(い)う人があって、この人は素(も)と幕府の外国奉行を勤めて居て私は外国方(がいこくがた)の飜訳方であったから能(よ)く知(しっ)て居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
江連(えづれ)は当時(とうじ)、榎本(えのもと)の家族(かぞく)といっしょに静岡(しずおか)にすんでいたのですが、手紙(てがみ)には、つぎのようにかいてありました。
そこで、武揚(たけあき)の妹(いもうと)のおっとである江連(えづれ)という人(ひと)から、諭吉(ゆきち)のところへ手紙(てがみ)でといあわせてきました。江連(えづれ)は幕府(ばくふ)の外国奉行(がいこくぶぎょう)をしていたので、諭吉(ゆきち)とはしりあったなかでした。
しかし、江連(えづれ)の手紙(てがみ)をみて、しんるいのものたちが、政府(せいふ)ににらまれるのをおそれて、へんじをよこさないということをしって、そのひきょうなたいどにふんがいしました。