トップ
>
氣拔
>
きぬ
ふりがな文庫
“
氣拔
(
きぬ
)” の例文
新字:
気抜
此
(
これ
)
を
見
(
み
)
ると、
私
(
わたし
)
は
富札
(
とみふだ
)
がカチンと
極
(
きま
)
つて、
一分
(
いちぶ
)
で
千兩
(
せんりやう
)
とりはぐしたやうに
氣拔
(
きぬ
)
けがした。が、ぐつたりとしては
居
(
ゐ
)
られない。
改札口
(
かいさつぐち
)
の
閑也
(
かんなり
)
は、もう
皆
(
みな
)
乘込
(
のりこん
)
だあとらしい。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
坂上
(
さかがみ
)
は、
氣拔
(
きぬ
)
けのした
状
(
さま
)
に、
大息
(
おほいき
)
を
吻
(
ほつ
)
と
吐
(
つ
)
いて
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
氣
部首:⽓
10画
拔
部首:⼿
8画
“氣”で始まる語句
氣
氣色
氣味
氣遣
氣持
氣障
氣勢
氣質
氣分
氣高