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武者絵
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むしゃえ
ふりがな文庫
“
武者絵
(
むしゃえ
)” の例文
武者絵
(
むしゃえ
)
の元祖といってもいい人で、よく両国の
万八
(
まんぱち
)
——
亀清楼
(
かめせい
)
のあるところ——に画会があると、連れていってくれたものだ。
旧聞日本橋:22 大門通り界隈一束(続旧聞日本橋・その一)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
武者絵
(
むしゃえ
)
、
錦絵
(
にしきえ
)
、二枚つづき三枚つづきの絵も彼のいうがままに買ってくれた。彼は自分の
身体
(
からだ
)
にあう
緋縅
(
ひおど
)
しの
鎧
(
よろい
)
と
竜頭
(
たつがしら
)
の
兜
(
かぶと
)
さえ持っていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
明治も初めの方で、
背後
(
うしろ
)
に
武者絵
(
むしゃえ
)
などのついた人力車が東京市中を往来している
比
(
ころ
)
のことであった。
車屋の小供
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
例のいろは短歌や道中
双六
(
すごろく
)
のたぐいもあるが、何か工夫して新しいものを作り出すことになっているので、
武者絵
(
むしゃえ
)
双六、名所双六、お化け双六、歌舞伎双六のたぐい
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
武者絵
(
むしゃえ
)
は困りますな。油や水彩の方ではあまりやらないようです」
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“武者絵”の解説
武者絵(むしゃえ)とは、歴史・伝説・軍記物などに登場する英雄・豪傑・武将や、その合戦の場面を描いた絵のこと。特に江戸時代から明治時代に描かれた浮世絵の様式のひとつを指す事が多い。
(出典:Wikipedia)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
“武者”で始まる語句
武者振
武者
武者溜
武者輩
武者顫
武者小路実篤
武者所
武者窓
武者修行
武者小路