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歌姫
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うたひめ
ふりがな文庫
“
歌姫
(
うたひめ
)” の例文
母衣の
裾
(
すそ
)
よりうつくしき
衣
(
きぬ
)
の裾、ちひさき女の足などこぼれ出でて見え候は、
歌姫
(
うたひめ
)
の
上手
(
じょうず
)
をばつどへ入れて、この楽器を
司
(
つかさど
)
らせたるものに候へばなり。
凱旋祭
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
奈良山の一部に人麻呂歌集などにも出てゐる
黒髮
(
くろかみ
)
山といふ山があり、そこから法華寺村の北方の
歌姫
(
うたひめ
)
といふ部落に出る舊道のある事を知つて、ちよつとその黒髮山とか
黒髪山
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
この一団の中にひとりの
歌姫
(
うたひめ
)
がいました。この歌姫はほんとうにすぐれた声楽家で、わたしはヨーロッパの大都会でこの人がほめそやされているのを見たことがあります。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
なかんずく、イタリアの美しい自然を背景として美少年アントーニオと
歌姫
(
うたひめ
)
アヌンチアータとの
悲恋
(
ひれん
)
を
描
(
えが
)
いた『
即興詩人
(
そっきょうしじん
)
』のごときは忘れがたい作品の一つであるといえよう。
絵のない絵本:02 解説
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
麗
(
うる
)
わしき
歌姫
(
うたひめ
)
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
なかんずく、イタリアの美しい自然を背景として美少年アントーニオと
歌姫
(
うたひめ
)
アヌンチアータとの
悲恋
(
ひれん
)
を
描
(
えが
)
いた『
即興詩人
(
そっきょうしじん
)
』のごときは忘れがたい作品の一つであるといえよう。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
歌姫
(
うたひめ
)
という美しい
字名
(
あざな
)
だ。こんな村の名にしてはどうもすこし、とおもうような村にも見えたが、ちょっと意外だったのは、その村の家がどれもこれも普通の農家らしく見えないのだ。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
姫
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“歌”で始まる語句
歌
歌留多
歌舞伎
歌麿
歌妓
歌人
歌劇
歌舞伎座
歌曲
歌沢