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横面
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よこッつら
ふりがな文庫
“
横面
(
よこッつら
)” の例文
挙動が奇怪じゃ、
胡乱
(
うろん
)
な奴等、来い! と言うてな、角の交番へ
引張
(
ひっぱ
)
って行って、
吐
(
ぬか
)
せと、二ツ三ツ
横面
(
よこッつら
)
をくらわしてから、親どもを呼出して引渡した。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
といいましたが、
兄
(
にい
)
さんは
何
(
なん
)
とも
言
(
い
)
わないので、
女
(
おんな
)
の
子
(
こ
)
が
横面
(
よこッつら
)
を
張
(
は
)
ると、
頭
(
あたま
)
がころりと
落
(
お
)
ちました。それを
見
(
み
)
ると、
女
(
おんな
)
の
子
(
こ
)
は
恐
(
こわ
)
くなって、
泣
(
な
)
き
出
(
だ
)
しました。
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
又市は
横面
(
よこッつら
)
を打たれるとべったり顔に泥が付いたが、よもや斯ういう者が出ようとは思わぬ所だから、是れに
転動
(
てんどう
)
したと見え、ばら/\/\/\と横手へ駈出した。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「もう一
遍
(
ぺん
)
行
(
い
)
ってごらん。」とお
母
(
かあ
)
さんが
言
(
い
)
った。「そして
返事
(
へんじ
)
をしなかったら、
横面
(
よこッつら
)
を
張
(
は
)
っておやり。」
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
と拳を固めて右内の
横面
(
よこッつら
)
を
打
(
ぶ
)
ったから、顔から火の出るようだが
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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又「
汝
(
てめえ
)
おれが
横面
(
よこッつら
)
を宜くも人中で
打
(
ぶ
)
ったな」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“横面”で始まる語句
横面擦
横面殴