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楷梯
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かいてい
ふりがな文庫
“
楷梯
(
かいてい
)” の例文
しかし吾が顔に印せられる
痘痕
(
とうこん
)
の
銘
(
めい
)
くらいは公平に読み得る男である。顔の醜いのを自認するのは心の
賤
(
いや
)
しきを
会得
(
えとく
)
する
楷梯
(
かいてい
)
にもなろう。たのもしい男だ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
要
(
えう
)
するに
彼
(
かれ
)
位
(
ぐらゐ
)
の
年輩
(
ねんぱい
)
の
青年
(
せいねん
)
が、
一人前
(
いちにんまへ
)
の
人間
(
にんげん
)
になる
楷梯
(
かいてい
)
として、
修
(
をさ
)
むべき
事
(
こと
)
、
力
(
つと
)
むべき
事
(
こと
)
には、
内部
(
ないぶ
)
の
動搖
(
どうえう
)
やら、
外部
(
ぐわいぶ
)
の
束縛
(
そくばく
)
やらで、
一切
(
いつさい
)
手
(
て
)
が
着
(
つ
)
かなかつたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
楷
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
梯
漢検準1級
部首:⽊
11画
“楷”で始まる語句
楷書
楷子段
楷段
楷子
楷書風
楷
楷字
楷法
楷調
楷行草