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桓公
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かんこう
ふりがな文庫
“
桓公
(
かんこう
)” の例文
また
管仲
(
かんちゅう
)
は、斉の
桓公
(
かんこう
)
をたすけて諸侯を
糾合
(
きゅうごう
)
しましたが、その身は
陪臣
(
ばいしん
)
でありながら、その富は列国の君主にまさっておりました。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
「
晉
(
しん
)
の文公は謀略を好んで正道によらなかった人であり、斉の
桓公
(
かんこう
)
は正道によって謀略を用いなかった人である。」
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
腹のさくるは
自業自得
(
じごうじとく
)
なり、子をさして母をこまらせ親を苦しめて子をなかせたる罪の、今
忽
(
たちま
)
ち報ひ来て我手の先に
斃
(
たお
)
れたり、悟れや汝生きて
桓公
(
かんこう
)
の血に罪を作らんよりは
刺客蚊公之墓碑銘:柩に収めて東都の俳人に送る
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
『
大清一統志
(
だいしんいっとうし
)
』九七に、山東省の米山は相伝う斉
桓公
(
かんこう
)
ここに土を積んで
虚糧
(
うそのかて
)
と
為
(
な
)
し、敵を
紿
(
あざむ
)
いたとあるを見て似た話と思い居る内、同書三〇六に雲南の尋甸州の西なる米花洗馬山は
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
美食家の
斉
(
せい
)
の
桓公
(
かんこう
)
が己のいまだ味わったことのない
珍味
(
ちんみ
)
を求めた時、
厨宰
(
ちゅうさい
)
の
易牙
(
えきが
)
は己が
息子
(
むすこ
)
を
蒸焼
(
むしやき
)
にしてこれをすすめた。十六
歳
(
さい
)
の少年、
秦
(
しん
)
の始皇帝は父が死んだその晩に、父の
愛妾
(
あいしょう
)
を三度
襲
(
おそ
)
うた。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
▼ もっと見る
「
斉
(
せい
)
の
桓公
(
かんこう
)
が公子
糾
(
きゅう
)
を殺した時、
召忽
(
しょうこつ
)
は公子糾に殉じて自殺しましたのに、
管仲
(
かんちゅう
)
は生き永らえて却って桓公の政をたすけました。こういう人は仁者とはいえないのではありますまいか。」
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
桓
漢検準1級
部首:⽊
10画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
“桓”で始まる語句
桓武
桓帝
桓魋
桓楷
桓武天皇
桓
桓温
桓霊
桓々
桓元