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紿
ふりがな文庫
“紿”の読み方と例文
読み方
割合
あざむ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あざむ
(逆引き)
これはその先祖途中で狼に
喫
(
く
)
われんとした時、われに差し迫った用事あり、それさえ済まば必ず汝に身を与うべしと
紿
(
あざむ
)
いてそのまま打ち過ぎしを忘れず
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
行長等は
紿
(
あざむ
)
かれるとは知らないから大いに喜んで待って居たが、其時は李如松四万三千の人馬が、鴨緑江を圧して、義州に集中しつつあったのである。全軍を三つに分ち、
左脇
(
ひだりわき
)
、中脇、右脇と呼んだ。
碧蹄館の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
また予の
乾児
(
こぶん
)
に兎糞を乾かして硬くなったのを数珠に造りトウフンと名づけて、田辺湾の名物で只今絶滅した彎珠の数珠に代えて順礼等を
紿
(
あざむ
)
き売った者がある
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
紿(あざむ)の例文をもっと
(5作品)
見る
紿
漢検1級
部首:⽷
11画
“紿”のふりがなが多い著者
南方熊楠
菊池寛