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根懸
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ねがけ
ふりがな文庫
“
根懸
(
ねがけ
)” の例文
他に
根懸
(
ねがけ
)
と
手絡
(
てがら
)
あり。元結あり、
白元結
(
しろもとゆひ
)
、
黒元結
(
くろもとゆひ
)
、
奴元結
(
やつこもとゆひ
)
、
金柑元結
(
きんかんもとゆひ
)
、
色元結
(
いろもとゆひ
)
、
金元結
(
きんもとゆひ
)
、
文七元結
(
ぶんしちもとゆひ
)
など皆其類なり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
或時は自分と全く交渉のない、
珊瑚樹
(
さんごじゅ
)
の
根懸
(
ねがけ
)
だの、
蒔絵
(
まきえ
)
の
櫛笄
(
くしこうがい
)
だのを、
硝子越
(
ガラスごし
)
に何の意味もなく長い間眺めていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうして
瑪瑙
(
めのう
)
で
刻
(
ほ
)
った透明な
兎
(
うさぎ
)
だの、
紫水晶
(
むらさきずいしょう
)
でできた
角形
(
かくがた
)
の印材だの、
翡翠
(
ひすい
)
の
根懸
(
ねがけ
)
だの
孔雀石
(
くじゃくせき
)
の
緒締
(
おじめ
)
だのの、金の指輪やリンクスと共に、美くしく並んでいる宝石商の
硝子窓
(
ガラスまど
)
を
覗
(
のぞ
)
いた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“根”で始まる語句
根
根柢
根性
根方
根元
根本
根太
根気
根岸
根津