“林(やぶ)” の例文
「お旗下(はたもと)の葛西さんか、知ってるとも、私なんかは、あすこの構(かま)え内(うち)の林(やぶ)ん中へ入って、雉(きじ)や、兎(うさぎ)をとったもんだ」
赤い花 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
乃公(おれ)があの林(やぶ)で雉(きじ)や兎(うさぎ)をとったと云ったね、その時分じゃ、ある時、林の中へ往ってみると、昨日(きのう)までなかった処に、土を掘りかえして、物を埋めたような処ができて
赤い花 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「ああ、そう云やあ、葛西の大旦那は、裏の林(やぶ)の中で、理(わけ)の判らない死方(しにかた)をしてたよ」
赤い花 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)