“朱書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅがき50.0%
しゆがき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これをめぐって飾られている火薬に、朱書しゅがきされた花火という字が茫然と浮出うきだしている情景は、子供心に忘れられない記憶の一つで、暗いものの標語に花火屋の行燈あんどんというが、全くその通りである。
亡び行く江戸趣味 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
右の写本しやほん一名いちめいつき三日間みつかかん留置とめおきおきてで社員へまわしたのです、すると、見た者は鉛筆えんぴつ朱書しゆがき欄外らんぐわいひやうなどを入れる、其評そのひやうまた反駁はんばくする者が有るなどで、なか/\面白おもしろかつたのであります
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)