アシタ)” の例文
など、「雪のまだらごま、アシタ楽しも」などと訓んでゐて、何の事だか、噴飯に堪へぬといふ様な訓み方だ。訣らなくても、気分で、そんな風に訓んで了ふのである。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
魏宮ノ上、雲ハ憂イニ閉ジ、殿裡デンリノ香煙、アシタヲ告ゲズ、日モ夜モ祭ヲナシテ、哭ク声タダ大イニ震ウ
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一日の計はアシタにあり、と世界中で云いふるされています。
朝の話 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
イエホガラカアシタハ迎ウ三トウノ客
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)