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有
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あん
ふりがな文庫
“
有
(
あん
)” の例文
「ついにそんな事を
有仰
(
おつしや
)
つた事の無い貴方が、今日に限つて今のやうに有仰ると、日頃私共に御不足がお
有
(
あん
)
なすつて」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「
母親
(
おっかア
)
さん、そんな事を
仰
(
おっ
)
しゃるけれど、文さんは
此地
(
こっち
)
に
何
(
なん
)
か心当りがお
有
(
あん
)
なさるの」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
私の事はかまひませんから雅さんが貰つて下さるお心持がお
有
(
あん
)
なさるのか、どうだか唯それを聞して下さいな
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
成程
儀剛
(
ぎごは
)
な片意地なところもお
有
(
あん
)
なすつて、色恋の事なんぞには
貪着
(
とんちやく
)
を遊ばさん方で、それで私の心も汲分けては下さらんのかと、さうも又思つたり致して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“有”の意味
《名詞》
(あり)存在すること。主に表やリストの中で 無 と対比して用いる。
《動詞》
(あ-り)ある。もつ。
(出典:Wiktionary)
“有”の解説
有(う、sa: bhava)とは、仏教用語で衆生としての生存、存在状態を表すことばである。
(出典:Wikipedia)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“有”を含む語句
所有
難有
有合
有難
有無
有名
有之候
仰有
有様
有之
中有
有情
有所
未曾有
有明
希有
有為
有仰
有司
有平糖
...