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ありむら
ふりがな文庫
“
有村
(
ありむら
)” の例文
といいながら阿波守、ふと、
有村
(
ありむら
)
のうしろにかがんでいる二人の見なれぬ侍に目をつけた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二十
(
はたち
)
の年じゃった、
大西郷
(
おおさいごう
)
と
有村
(
ありむら
)
——
海江田
(
かえだ
)
と
月照師
(
げっしょうさん
)
を大阪まで連れ出したあとで、大事な要がでけて、おとうさんが行くことになって、さああと追っかけたが、あんまり急いで一
文
(
もん
)
なしじゃ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
海に向って、討幕の詩を微吟していた
有村
(
ありむら
)
は、
黙然
(
もくねん
)
としている重喜へ義務のようにいった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「小鼓はかくなん申す
有村
(
ありむら
)
、
大倉流
(
おおくらりゅう
)
の
鍛
(
きた
)
えを以て打ちまする。
舞人
(
まいて
)
は殿、いざ——」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
他の十七卿の
堂上
(
どうじょう
)
が、
問罪謹慎
(
もんざいきんしん
)
をうけるはめとなるや、
有村
(
ありむら
)
は
忽然
(
こつぜん
)
と姿を隠した。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「無礼なやつめ!」
有村
(
ありむら
)
は叱りとばして
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹屋
(
たけや
)
三
位
(
み
)
有村
(
ありむら
)
。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有名
有明
有体