“大西郷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおさいごう50.0%
だいさいごう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十はたちの年じゃった、大西郷おおさいごう有村ありむら——海江田かえだ月照師げっしょうさんを大阪まで連れ出したあとで、大事な要がでけて、おとうさんが行くことになって、さああと追っかけたが、あんまり急いで一もんなしじゃ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
泰山前にくずるるともビクともしない大西郷だいさいごうどんさえも評判に釣込まれてワザワザ見物に来て、おおいに感服して「万国一覧」という大字の扁額をふるってくれた。