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曾根
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そね
ふりがな文庫
“
曾根
(
そね
)” の例文
新字:
曽根
それを
愍然
(
びんぜん
)
に思ってくれたのか、
曾根
(
そね
)
の星ヶ岡茶寮のN君が、一日、自家用車でやって来て、きょうは京都をお見せしてあげましょうという。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「だから、家の中に主人を殺す者があれば、あの妾のお源が一番怪しいと——これは下女のお
曾根
(
そね
)
婆さんの言ひ
種
(
ぐさ
)
ですよ」
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
斎藤内蔵助は名を
利三
(
としみつ
)
といって、美濃の国
曾根
(
そね
)
の城主、
稲葉一鉄
(
いなばいってつ
)
とは
婿
(
むこ
)
舅
(
しゅうと
)
のあいだがらにあったが、訳あって稲葉家を去り、当時浪人の身の上であった。
蒲生鶴千代
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
銀座の
曾根
(
そね
)
のスタジオへ撮影に行った帰りに、飾り窓の前に立っていると、またしてもその青年外人が傍に立って、にやにやしているのに気づいたが、その時は目と目と
笑
(
え
)
み合っただけで
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
梁川星巌、名は
孟緯
(
もうい
)
、
字
(
あざな
)
は伯兎、後に公図。初め詩禅と号し後に星巌と改めた。通称は新十郎、
美濃国
(
みののくに
)
安八
(
あんぱち
)
郡
曾根
(
そね
)
村の人。年十四、五の頃父母を失うや、家をその弟に継がしめて江戸に来た。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
暮れてから、三吉は
曾根
(
そね
)
という家の方へお雪を連れて行った。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
今、手があいてたら、大急ぎで
曾根
(
そね
)
さんところまで、一と走り行つて来てくれない?
松代
(
まつよ
)
さんと
鋭市
(
えいいち
)
さんに、お遊びにいらつしやいませんかつて……。ブリツヂのいゝお相手がいらしつてるからつてね。名前を
花問答
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
というのは、何を意味するか、自分にも分らないので、日時を費やしていたが、
曾根
(
そね
)
の円通寺住職杉田宗直氏に照会してみたところやっと分った。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
縁側から聲を掛けたのは、下女のお
曾根
(
そね
)
婆さんでした。
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見ると、
美濃
(
みの
)
安八郡
(
あはちごおり
)
曾根
(
そね
)
の城主で、こんどの大戦にあたり、秀吉のために、
老躯
(
ろうく
)
をひっさげて、
途
(
みち
)
の案内に立ち、終始、かれのそばにあった
稲葉伊予守入道一鉄
(
いなばいよのかみにゅうどういってつ
)
であった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「下女のお
曾根
(
そね
)
がいたします、——あれですが」
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
安八郡
(
あんぱちごおり
)
曾根
(
そね
)
の城主、
稲葉伊予守通朝
(
いなばいよのかみみちとも
)
」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曾
部首:⽈
12画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“曾根”で始まる語句
曾根崎新地
曾根権太夫
曾根崎
曾根周文
曾根荒助