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曹
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ら
ふりがな文庫
“
曹
(
ら
)” の例文
このほど大王
何処
(
いずく
)
よりか、
照射
(
ともし
)
といへる
女鹿
(
めじか
)
を連れ給ひ、そが容色に
溺
(
おぼ
)
れたまへば、われ
曹
(
ら
)
が
寵
(
ちょう
)
は日々に
剥
(
そ
)
がれて、
私
(
ひそ
)
かに恨めしく思ひしなり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
げにや悪に強きものは、また善にも強しといふ。
爾
(
なんじ
)
今前非を悔いて、吾
曹
(
ら
)
がために討入りの、
計策
(
はかりごと
)
を教ふること
忠
(
まめ
)
なり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
「
否
(
いな
)
、こはわれ此処にて拾ひしなり」「否、爾が盗みしなり。見れば頸筋に輪もあらず、爾
曹
(
ら
)
如き奴あればこそ、
撲犬師
(
いぬころし
)
が世に
殖
(
ふ
)
えて、わが
們
(
ともがら
)
まで迷惑するなれ」
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
“曹”の意味
《名詞》
役所の中の部屋。
仲間。
《固有名詞》
(中国史)春秋時代にあった小国。紀元前1046年頃、曹叔振鐸が建国し、紀元前487年に宋により滅ぼされた。
(出典:Wiktionary)
“曹”の解説
曹(そう)は部屋を意味する漢字。転じて漢字圏の官制における名称となった。近代日本ではもっぱら軍隊における階級区分の1つとして用いられる。
(出典:Wikipedia)
曹
常用漢字
中学
部首:⽈
11画
“曹”を含む語句
曹達
曹達水
曹司
児曹
御曹子
曹洞宗
吾曹
曹操
御曹司
曹長
兵曹長
曹丕
曹洞派
汝曹
爾曹
軍曹上
撒里矢爾酸曹達
曹国公
曹賊
軍曹
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