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暫時
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すこし
ふりがな文庫
“
暫時
(
すこし
)” の例文
暫時
(
すこし
)
も早う重ねさせたき親心、御苦勞でも學校まへの一寸の間に持つて行つて呉れまいか、定めて花も待つて居ようほどに、と母親よりの言ひつけを、何も嫌やとは言ひ切られぬ温順しさに
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
昨日
(
きのふ
)
も今日も
時雨
(
しぐれ
)
の空に、田町の姉より頼みの長胴着が出来たれば、
暫時
(
すこし
)
も早う重ねさせたき親心、御苦労でも学校まへの一寸の
間
(
ま
)
に持つて行つてくれまいか、定めて花も待つてゐようほどに
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
昨日
(
きのふ
)
も
今日
(
けふ
)
も
時雨
(
しぐれ
)
の
空
(
そら
)
に、
田町
(
たまち
)
の
姉
(
あね
)
より
頼
(
たの
)
みの
長胴着
(
ながどうぎ
)
が
出來
(
でき
)
たれば、
暫時
(
すこし
)
も
早
(
はや
)
う
重
(
かさ
)
ねさせたき
親心
(
おやごころ
)
、
御苦勞
(
ごくろう
)
でも
學校
(
がくかう
)
まへの
一寸
(
ちよつと
)
の
間
(
ま
)
に
持
(
も
)
つて
行
(
い
)
つて
呉
(
く
)
れまいか、
定
(
さだ
)
めて
花
(
はな
)
も
待
(
ま
)
つて
居
(
ゐ
)
ようほどに
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
暫
常用漢字
中学
部首:⽇
15画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“暫時”で始まる語句
暫時前
暫時間