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暗過
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くらす
ふりがな文庫
“
暗過
(
くらす
)” の例文
「演芸場があまり
暑過
(
あつす
)
ぎて、
明
(
あか
)
る
過
(
す
)
ぎて、さうして
外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
ると、急に
寒過
(
さむす
)
ぎて、
暗過
(
くらす
)
ぎるからだ。あれは
可
(
よ
)
くない」
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
代助は
五味台
(
クルエツト、スタンド
)
を
中
(
なか
)
に、少し
斜
(
なゝめ
)
に
反
(
そ
)
れた位地から令嬢の
顔
(
かほ
)
を眺める事になつた。代助は其
頬
(
ほゝ
)
の肉と色が、
著
(
いちぢ
)
るしく
後
(
うしろ
)
の窓から
射
(
さ
)
す光線の影響を受けて、鼻の
境
(
さかひ
)
に
暗過
(
くらす
)
ぎる
影
(
かげ
)
を作つた様に思つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“暗”で始まる語句
暗
暗闇
暗澹
暗夜
暗誦
暗黒
暗示
暗礁
暗々裡
暗中