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旧記
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きうき
此火寛文年中
始て
出しと
旧記に見えたれば、三百余年の今において
絶る事なきは
奇中の奇也。
天奇を
出す事一ならず、おなじ国の
魚沼郡に又一ツの
奇火を
出せり。
其
旧記の
中に元文五年庚申(今より百年まへ)正月廿三日
暁、
湯沢宿の
枝村
掘切村の
后の山より
雪頽不意に
押落し、
其响百
雷の如く、百姓彦右ヱ門浅右ヱ門の
両家なだれにうたれて家つぶれ
其
旧記の
中に元文五年庚申(今より百年まへ)正月廿三日
暁、
湯沢宿の
枝村
掘切村の
后の山より
雪頽不意に
押落し、
其响百
雷の如く、百姓彦右ヱ門浅右ヱ門の
両家なだれにうたれて家つぶれ