“きうき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旧記50.0%
舊規25.0%
舊記25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧記きうきなかに元文五年庚申(今より百年まへ)正月廿三日あかつき湯沢宿ゆざはしゆくえだ掘切村ほりきりむらうしろの山より雪頽なだれ不意ふい押落おしおとし、其响そのひゞきらいの如く、百姓彦右ヱ門浅右ヱ門の両家りやうけなだれにうたれて家つぶれ
今や時勢一ぺんして舊規きうき墨守ぼくしゆす可らず、宜しく政けんを王室に還し、以て萬國竝立へいりつ基礎きそを建つべし。其れ則ち當今の急務きふむにして、而て容堂の至願しぐわんなり。ばく下のけんなる、必之をさつするあらんと。
極め彼長庵にたのまれて先年淺草中反圃にて十兵衞の女房お安を殺害せつがいなしたる一條逐一白状に及びしかば町奉行所へ引渡に相成其年の舊記きうき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)