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新木
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あらき
ふりがな文庫
“
新木
(
あらき
)” の例文
しかも四、五日前から、そのわきの
新木
(
あらき
)
の台には、一つの首がさらされて、梢の
雫
(
しずく
)
をもとどりに浴びながら無念の目をふさいでおります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土間
(
どま
)
は一面の日あたりで、
盤台
(
はんだい
)
、
桶
(
おけ
)
、
布巾
(
ふきん
)
など、ありったけのもの皆濡れたのに、薄く
陽炎
(
かげろう
)
のようなのが
立籠
(
たちこ
)
めて、豆腐がどんよりとして沈んだ、
新木
(
あらき
)
の大桶の水の色は、
薄
(
うす
)
ら
蒼
(
あお
)
く
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
踏なほす
新木
(
あらき
)
の弓やはるの雨
孟遠
(
もうえん
)
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
土間
(
どま
)
は
一面
(
いちめん
)
の
日
(
ひ
)
あたりで、
盤臺
(
はんだい
)
、
桶
(
をけ
)
、
布巾
(
ふきん
)
など、ありつたけのもの
皆
(
みな
)
濡
(
ぬ
)
れたのに、
薄
(
うす
)
く
陽炎
(
かげろふ
)
のやうなのが
立籠
(
たちこ
)
めて、
豆腐
(
とうふ
)
がどんよりとして
沈
(
しづ
)
んだ、
新木
(
あらき
)
の
大桶
(
おほをけ
)
の
水
(
みづ
)
の
色
(
いろ
)
は、
薄
(
うす
)
ら
蒼
(
あを
)
く
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
夕闇の底に、その
新木
(
あらき
)
の羽目板や屋根の白さが目に立っていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
そばには
生々
(
なまなま
)
しい
新木
(
あらき
)
の
高札
(
こうさつ
)
が立ってある。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“新木”で始まる語句
新木造