新木あらき)” の例文
しかも四、五日前から、そのわきの新木あらきの台には、一つの首がさらされて、梢のしずくをもとどりに浴びながら無念の目をふさいでおります。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
土間どまは一面の日あたりで、盤台はんだいおけ布巾ふきんなど、ありったけのもの皆濡れたのに、薄く陽炎かげろうのようなのが立籠たちこめて、豆腐がどんよりとして沈んだ、新木あらきの大桶の水の色は、うすあお
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
踏なほす新木あらきの弓やはるの雨 孟遠もうえん
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
土間どま一面いちめんあたりで、盤臺はんだいをけ布巾ふきんなど、ありつたけのものみなれたのに、うす陽炎かげろふのやうなのが立籠たちこめて、豆腐とうふがどんよりとしてしづんだ、新木あらき大桶おほをけみづいろは、うすあを
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
夕闇の底に、その新木あらきの羽目板や屋根の白さが目に立っていた。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そばには生々なまなましい新木あらき高札こうさつが立ってある。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)