“新木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらき85.7%
にゆうぎ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも四、五日前から、そのわきの新木あらきの台には、一つの首がさらされて、梢のしずくをもとどりに浴びながら無念の目をふさいでおります。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
土間どまは一面の日あたりで、盤台はんだいおけ布巾ふきんなど、ありったけのもの皆濡れたのに、薄く陽炎かげろうのようなのが立籠たちこめて、豆腐がどんよりとして沈んだ、新木あらきの大桶の水の色は、うすあお
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)