断絶だんぜつ)” の例文
旧字:斷絶
又かれがうみおきたるはらゝごをとればその家断絶だんぜつすといひつたふ。鮏の大なるは三尺四五寸にあまるもあり、これ年々とし/″\あみのがれて長じたるならん。
日米国交断絶だんぜつの直ぐ後、南シナ海から、台湾海峡の方へ出動し、米国アジア艦隊と一戦まじえたまでは判っていたが、其後そのごはどこに何をしているのやら
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ただ農作のうさくさまたぐるのみにして、米の収穫しゅうかく如何いかんは貿易上に関係なしといえども、東北地方は我国の養蚕地ようさんちにして、もしもその地方が戦争のためにらされて生糸の輸出ゆしゅつ断絶だんぜつする時は
『このぶんけば家名かめい断絶だんぜつする……。』——そうってさわぐのでした。