“文通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふみがよ50.0%
ぶんつう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文通ふみがよいとか文初めとかいう式は、古い平安頃からの聟取りの慣わしらしいが、近頃は戦乱多事な世でもあり、もしまた、聟君が悪筆なために、当惑させてはなるまいという例もしばしばあって
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今か/\とたのしみ居たれどあん相違さうゐして其後一かう手紙てがみも來らず此方このはうよりは度々たび/\文通ぶんつうすれども一度の返事へんじもなきにより今は吉三郎の母のおいねも大に立腹りつぷくをつと茂兵衞が臨終りんじう那程迄あれほどまでに頼みしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)