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数限
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かずかぎり
ふりがな文庫
“
数限
(
かずかぎり
)” の例文
旧字:
數限
筆者自身が酔うた翁に抜刀で
追
(
おっ
)
かけられた話。その刀をアトで翁から拝領した話など
数限
(
かずかぎり
)
もないが、右の通、翁の性格を最適切にあらわしているものだけを挙げてアトは略する。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ところがふと気がつきますと、蜘蛛の糸の下の方には、
数限
(
かずかぎり
)
もない罪人たちが、自分ののぼった後をつけて、まるで
蟻
(
あり
)
の行列のように、やはり上へ上へ一心によじのぼって来るではございませんか。
蜘蛛の糸
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
遥か奥の
方
(
かた
)
には、葉のやや枯れかかった
葡萄棚
(
ぶどうだな
)
が、影を
倒
(
さかしま
)
にうつして、
此処
(
ここ
)
もおなじ
溜池
(
ためいけ
)
で、門のあたりから間近な橋へかけて、
透間
(
すきま
)
もなく
乱杭
(
らんぐい
)
を打って、
数限
(
かずかぎり
)
もない材木を水のままに
浸
(
ひた
)
してあるが
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
限
常用漢字
小5
部首:⾩
9画
“数”で始まる語句
数
数多
数珠
数寄
数奇
数々
数寄屋橋
数寄屋
数寄者
数年