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攻落
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せめおと
ふりがな文庫
“
攻落
(
せめおと
)” の例文
敵の出で来るを恐れては
勿々
(
なかなか
)
軍はなるまじ、その上に
延々
(
のびのび
)
とせば、横山
終
(
つい
)
に
攻落
(
せめおと
)
さるべし。但し此ほかに横山を
援
(
たす
)
けん
術
(
てだて
)
あるべきや。
姉川合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
剛勇ではあり、多勢ではあり、案内は
熟
(
よ
)
く知っていたので、
忽
(
たちまち
)
に淀の城を
攻落
(
せめおと
)
し、与二は兄を
一元寺
(
いちげんじ
)
で
詰腹
(
つめばら
)
切らせてしまった。その功で与二は兄の跡に代って守護代となった。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なくしてはならずと
種々
(
いろ/\
)
に機嫌を
取
(
とり
)
面白
(
おもしろ
)
い本を
御覽
(
ごらん
)
に入申さんと
存
(
ぞんじ
)
て持參致したり少し
讀
(
よみ
)
申べし御聞なされよと佐竹殿小田山より
落
(
おと
)
し
掛
(
かけ
)
天安
(
てんあん
)
が
籠
(
こも
)
りたる小田の城を一時に
攻落
(
せめおと
)
したる佐竹家の
武功
(
ぶこう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“攻落”の意味
《名詞》
城塞などを攻撃して落とすこと。
(出典:Wiktionary)
攻
常用漢字
中学
部首:⽁
7画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“攻”で始まる語句
攻
攻撃
攻略
攻手
攻苦
攻滅
攻入
攻勢
攻来
攻鼓