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攝津
ふりがな文庫
“攝津”の読み方と例文
新字:
摂津
読み方
割合
せつつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せつつ
(逆引き)
上夜久野の驛を過ぎて、
但馬
(
たじま
)
の國に入つた。
攝津
(
せつつ
)
から
丹波
(
たんば
)
、丹波から丹後といふ風に、私達は三つの國のうちを通り過ぎて、但馬の和田山についた。そこは
播但線
(
ばんたんせん
)
の交叉點にもあたる。
山陰土産
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
小
(
ちひ
)
さな
時
(
とき
)
から
父
(
ちゝ
)
の
伴
(
とも
)
をして、
諸國
(
しよこく
)
を
歩
(
ある
)
いて
攝津
(
せつつ
)
の
國
(
くに
)
へ
來
(
き
)
た
時
(
とき
)
に、
酒飮
(
さけの
)
みの
父親
(
ちゝおや
)
は、
月
(
つき
)
を
捕
(
とら
)
へるのだといつて、
歌
(
うた
)
の
友
(
とも
)
だちなどが
止
(
と
)
めるのもきかずに、
池
(
いけ
)
の
中
(
なか
)
へをどり
込
(
こ
)
んで
死
(
し
)
にました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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見る
攝
部首:⼿
21画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
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