トップ
>
摺箔
ふりがな文庫
“摺箔”の読み方と例文
読み方
割合
すりはく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すりはく
(逆引き)
そのすこし前までは白菊を
摺箔
(
すりはく
)
にした上衣を着ていたが、今はそれを脱いでただ
蒲
(
がま
)
の薄綿が透いて見える
葛
(
くず
)
の
衣物
(
きもの
)
ばかりでいる。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
玉の
簪
(
かんざし
)
、
鬘
(
かつら
)
、
女飾髻
(
おんなばさら
)
、鬘帯、
摺箔
(
すりはく
)
縫箔、後で着けます
長絹
(
ちょうけん
)
なんぞも、私が
小児
(
こども
)
のうち、一度博物館で陳列した事がありますがね、今でも目に着いています。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やがて近づくを見れば、その一騎は、
甲冑
(
かっちゅう
)
の武者ではなかった。
紗
(
しゃ
)
の
摺箔
(
すりはく
)
の小袖、藤色の
天正裃
(
てんしょうかみしも
)
、手綱まで
装
(
よそお
)
いをこらし、目を奪うような姿の若者であった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
摺箔(すりはく)の例文をもっと
(6作品)
見る
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
箔
漢検準1級
部首:⽵
14画
“摺”で始まる語句
摺
摺鉢
摺寄
摺違
摺物
摺足
摺剥
摺付
摺硝子
摺抜
検索の候補
金箔摺
総縫金銀摺箔一切着
“摺箔”のふりがなが多い著者
山田美妙
吉川英治
久生十蘭
夢野久作
泉鏡花