“提(ささ)” の例文
ちょっと(この寺のではない)或(ある)案内者に申すべき事がある。君が提(ささ)げて持った鞭だ。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
同宿の悪太郎原(ばら)は、それを好事にして折々貞之進をせびる、せびられゝばすぐ首肯(うなずい)て、及ぶだけ用立てゝ遣(や)るのが例の如くなっていた、それから或男が附け込んで、或いやしい問題を提(ささ)げた時
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)