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掻出
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かきだ
ふりがな文庫
“
掻出
(
かきだ
)” の例文
大蛇
(
だいじゃ
)
が
顋
(
あぎと
)
を
開
(
あ
)
いたような、
真紅
(
まっか
)
な土の
空洞
(
うつろ
)
の中に、づほらとした黒い
塊
(
かたまり
)
が見えたのを、
鍬
(
くわ
)
の先で
掻出
(
かきだ
)
して見ると——
甕
(
かめ
)
で。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と文治も一生懸命であかを
掻出
(
かきだ
)
して居ります。烈風ます/\
猛
(
たけ
)
り狂って、
黒雲
(
くろくも
)
の
彼方
(
かなた
)
此方
(
こなた
)
は
朱
(
しゅ
)
をそゝいだようになりました。船頭はこれを赤じまと申します。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱