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掌
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タナソコ
ふりがな文庫
“
掌
(
タナソコ
)” の例文
中臣・藤原の遠祖が、
天二上
(
アメノフタカミ
)
に求めた
天八井
(
アメノヤヰ
)
の水を集めて、峰を流れ降り、岩にあたつて漲り
激
(
タギ
)
つ川なのであらう。瀬音のする方に向いて、姫は、
掌
(
タナソコ
)
を合せた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
中臣・藤原の遠祖が、
天二上
(
アメノフタカミ
)
に求めた
天八井
(
アメノヤヰ
)
の水を集めて、峰を流れ降り、岩にあたつて漲り
激
(
タギ
)
つ川なのであらう。瀬音のする方に向いて、姫は、
掌
(
タナソコ
)
を合せた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
中臣・藤原の遠祖が、
天二上
(
アメノフタカミ
)
に求めた
天八井
(
アメノヤヰ
)
の水を集めて、峰を流れ降り、岩にあたつて
漲
(
ミナギ
)
り
激
(
タギ
)
つ川なのであらう。瀬音のする方に向いて、姫は、
掌
(
タナソコ
)
を合せた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
全身にこはゞつた筋が、僅かな響きを立てゝ、
掌
(
タナソコ
)
・足の裏に到るまで、ひきつれを起しかけてゐるのだ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
踏むと思うて居る中に、ふと其が、白々とした照る玉だ、と氣がつく。姫は身を
屈
(
コヾ
)
めて、白玉を拾ふ。拾うても/\、玉は皆、
掌
(
タナソコ
)
に置くと、粉の如く碎けて、吹きつける風に散る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
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踏むと思うて居る中に、ふと其が、白々とした照る玉だ、と氣がつく。姫は身を
屈
(
コヾ
)
めて、白玉を拾ふ。拾うても/\、玉は皆、
掌
(
タナソコ
)
に置くと、粉の如く碎けて、吹きつける風に散る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
踏むと思うて居る中に、ふと其が、白々とした照る玉だ、と気がつく。姫は身を
屈
(
コゴ
)
めて、白玉を拾ふ。拾うても/\、玉は皆、
掌
(
タナソコ
)
に置くと、粉の如く砕けて、吹きつける風に散る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
掌
(
タナソコ
)
やらゝに、拍ち上げ給はね。わがとこよたち(顕宗紀、室寿詞の末)
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“掌”の意味
《名詞》
(てのひら、たなごころ)手首より先、手の物を掴むときに物と接する面。
(出典:Wiktionary)
掌
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“掌”を含む語句
掌中
合掌
両掌
掌上
職掌
仙人掌
掌握
手掌
鞅掌
熊掌
車掌
掌面
右掌
職掌柄
掌底
掌大
仏掌藷
掌裡
孤掌
平掌
...