“タナソコ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:たなそこ
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全身にこはゞつた筋が、僅かな響きを立てゝ、タナソコ・足の裏に到るまで、ひきつれを起しかけてゐるのだ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
踏むと思うて居る中に、ふと其が、白々とした照る玉だ、と氣がつく。姫は身をコヾめて、白玉を拾ふ。拾うても/\、玉は皆、タナソコに置くと、粉の如く碎けて、吹きつける風に散る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
踏むと思うて居る中に、ふと其が、白々とした照る玉だ、と氣がつく。姫は身をコヾめて、白玉を拾ふ。拾うても/\、玉は皆、タナソコに置くと、粉の如く碎けて、吹きつける風に散る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)