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平掌
ふりがな文庫
“平掌”の読み方と例文
読み方
割合
ひらて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひらて
(逆引き)
笹野新三郎に別れて、八丁堀の往來へ出ると、ポンと彈き上げたのは、例の
錢占
(
ぜにうらなひ
)
の青錢、落ちて來るのを
平掌
(
ひらて
)
に受けて開くと、それが
形
(
かたち
)
。
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
喧嘩には
馴
(
な
)
れてますから
素敏
(
すばしこ
)
い。立つか立たないに、ぴしゃぴしゃと、
平掌
(
ひらて
)
で銀の横ッ
面
(
つら
)
を
引叩
(
ひっぱた
)
いた、その手が火柱のようだから
堪
(
たま
)
りません。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、額に
平掌
(
ひらて
)
をあてて、わざと考えるふうを
装
(
よそお
)
いながら、にわかに、思いだしたように、鼻紙へ一分銀を一ツ包んだ。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平掌(ひらて)の例文をもっと
(16作品)
見る
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
掌
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家
“平掌”のふりがなが多い著者
小島烏水
吉川英治
野村胡堂
泉鏡花