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拵
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あつら
ふりがな文庫
“
拵
(
あつら
)” の例文
其瞬間息がつまるように感じた。こんなに綺麗でそして
雄勁
(
ゆうけい
)
な山の膚や輪廓を見た事がない。余り綺麗なので
拵
(
あつら
)
えた物ではないかと、
不図
(
ふと
)
そんな
考
(
かんがえ
)
が浮んだ程である。
美ヶ原
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
生玉子を割って、
且
(
か
)
つは吸ものにし、且つはおじやと言う、上等のライスカレエを手鍋で
拵
(
あつら
)
える。……腹ぐあいの悪い時だし、秋雨もこう毎日
降続
(
ふりつづ
)
いて、そぞろ寒い晩にはこれが何より
甘味
(
うま
)
い。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
拵
漢検1級
部首:⼿
9画
“拵”を含む語句
足拵
身拵
急拵
下拵
荷拵
膳拵
腹拵
拵事
取拵
御拵
手拵
別拵
言拵
拵附
菜拵
俄拵
副食物拵
旅拵
銀拵
鉄拵
...