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腹拵
ふりがな文庫
“腹拵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はらごしら
80.0%
こしら
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらごしら
(逆引き)
士卒は腰兵糧を解いて黙々それに向い始めたが、口に噛む間の
私語
(
ささやき
)
がだいぶ聞える。この山中で時ならぬ
腹拵
(
はらごしら
)
えは何のためだろうと怪しみ合うのであった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
娘父子を送って、その庵室に招じ入れられた出雲守頼門は、
此処
(
ここ
)
で
腹拵
(
はらごしら
)
えもし、髪形も直し、袷を借りて、漸く人間らしくなったことは言う迄もありません。
奇談クラブ〔戦後版〕:09 大名の倅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
腹拵(はらごしら)の例文をもっと
(4作品)
見る
こしら
(逆引き)
かれこれ三十分も待たしといてから、やっとどうにか六カ月のお
腹拵
(
こしら
)
えて行きましてん。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
腹拵(こしら)の例文をもっと
(1作品)
見る
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
拵
漢検1級
部首:⼿
9画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背
“腹拵”のふりがなが多い著者
吉川英治
谷崎潤一郎
野村胡堂